収益不動産を得て、安定的なインカムを得よう

この記事は約4分で読めます。

■安定的な収益不動産を得る方法

自分の将来の年金に不安を抱いている人は多いでしょう。

それだけではありません。

今勤めている会社の先行きを心配していたり、会社が続いたとしても減給されることを不安に思っている人などもいます。

人は生きている限りお金の悩みを大なり小なり抱えているものです。

もしも借金がない状態であれば不安も少なくなります。

しかし住宅ローンを抱えている人や、その他のローンがある人にとっては、それが毎月の給料から支払い続けなければならず、大きな負担になっている場合もあります。

このような不安を解消する手立てはないのでしょうか。

それを解決する一つの手段が自分が働かなくても自動的に収入を得られるようにする仕組みを作る事です。

つまり「労働所得」以外にも「不労所得」を得ることがとても大切になります。

不労所得を得るためにはどのようにしたら良いのでしょう。

いくつか方法はありますが、その中でも一番安定的な方法が収益不動産を取得して、その家賃収入を得るという方法です。

収益不動産にはアパートやマンションの経営を主として、他にもコインパーキングやコインランドリー経営など幅広い分野があります。

昔からアパマン経営に関しては、地主が相続税対策で大きなマンションを建てるという事がよくありました。

つまり土地を所有した人の特権であるというイメージがあったのも事実です。

しかし時代が変わって現代では、将来の安定を維持したいがために、普通のサラリーマンや主婦なども不動産投資を始める人が増えてきています。

その人たちのほとんどに共通しているのが、地主のように土地を所有しているわけではなく、まったくの未経験でゼロからスタートしているという事です。

■収益不動産を購入する場合、金融機関の借入金を利用できる

不動産投資を始める場合には、他の投資とは違って金融機関の借入金を利用できるという事があります。

他の投資では借入金を利用することはまず出来ませんが、収益不動産を購入したい場合には、その土地や建物を担保に入れて、お金を借りることが出来ます。

購入者が用意する金額は頭金と諸費用分だけで良いのです。

少額の資金でそれ以上の大きな金額を借りて、不動産を購入することが出来る。

このことをてこの原理に似ていることから、レバレッジと呼ぶことが多いです。

もちろんどの不動産を購入するかにより、手元に残る金額は大きく変わります。

不動産の中には再建築不可物件など、銀行が融資を渋る場合もあります。

さらに借りる人の属性によって、お金を貸してくれない場合もあるのも事実です。

しかし立地の良い場所であったり、将来的に見込みのある所のアパマンを購入するのであれば、金融機関も安心をして融資の相談に乗ってもらえるかもしれません。

アパートの場合であると、新築で建てる場合と中古のアパートを購入する場合があります。

新築は入居者もすぐに決まるというメリットがありますが、土地建物代がとても高くつくために、利回りが低くなるというデメリットもあります。中古のアパートを1棟買いするメリットは、新築よりも比較的安い値段で購入できるという事です。

デメリットは中古のために修繕に費用が掛かるケースがある事でしょう。

とくに築15年以上経過しており、前オーナーが修繕を全くしていないような、中古アパートを購入する場合には注意が必要です。

購入費以外にも修繕費が大きく負担になることが考えられるからです。

それはマンションやビルの1棟買いの場合も同様であります。

■マンション購入時のデメリットに注意が必要

マンションの場合には1棟買い以外にも、区分所有で購入することが出来ます。

この場合には借入金も抑えることが出来て、不動産投資初心者にとっては始めやすい方法かもしれません。

しかし、区分所有の場合には入居者が入らない場合には家賃収入がゼロになってしまうというデメリットがあります。

その点を注意しなくてはなりません。

また現代では、アパマン乱立時代であることから、戸建の賃貸投資という方法がクローズアップされています。

戸建では新築や中古の戸建てを購入して、家賃収入を得るという方法です。

アパマンに比べて部屋が繋がっていないので、子供のいる家庭などには騒音トラブルを防げるという観点から人気があります。

また戸建ならば駐車場スペースはもちろん、庭もついている場合が多いために、広々としてイメージがあるのも事実です。

さらに中古の戸建ならば、金融機関からの借入金もさほど必要ないために、比較的少額で購入できるような物件もあります。

このように、収益不動産にはいろいろな物件があるのです。

不動産投資を始めるには、まず利回りなどの勉強をしてから始めるようにします。

そして自分の懐具合を考えて、無理のない物件探しをするようにしましょう。

借入金も借りすぎないように注意が必要です。

そしてどの物件を選ぶかによって、将来の安定が決まってしまいます。

物件探しにはとくに時間をかけて選ぶことが大切です。

その為には徹底的に収益不動産の勉強をするようにしましょう。